『ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力』(生方正也 著)

この本に出会ったのは、リスティング広告の運用をする部署に入った時。 上司から「運用において大切なのは、仮説思考と分析力だ」と言われ、真っ先に購入しました。 本当にたまたま通販サイトで「仮説思考 分析力」とそのまま検索しただけですが、読んで正解でした。



仮説とは

  • 手に入れることのできる情報から導き出された、現時点でもっとも実現する可能性の高い説のこと。

ここで大切なことは「手に入れることのできる」という点において、仮説を立てる際の情報は極めて限定的だということ。


仮説思考とは

  • かぎられた情報をもとに仮説を立て、必要に応じて検証を行いながら行動に移すというダイナミックな思考・行動パターン。
    • 検証=仮説の精度を高めるために必要な情報を入手し、仮説の妥当性のチェックと修正を行うこと。

分析とは

  • 次に取るべき行動のヒントとなるよう、状況をクリアに見ること。

仮説思考で求められるもの

  • 精度の高さ
  • 解像度の高さ
    分析の解像度を高めるための3つのステップ
    1. データをバラす
      • まずデータの全体像をとらえる。
      • バラし方にメリハリをつける。
      • 一問一答となるようなレベルまでバラす。
      • 先入観を持たずにバラす。
    2. バラしたものを比べる
      • 目的に合ったデータを比較する。
      • 意図に沿った比較対象を選ぶ。
      • できるだけ同じものを比較する。
    3. 比べた結果を読み取る。
      • データの意味を考える。(So What?)
      • なぜそうなったかを追求する。
      • データや特性間の関係を探る。

      ※1〜3を繰り返すことで、解像度が高まる

対象を多面的に見るコツ

  • 対象の特性を細かくとらえる。
  • 立場を変えて対象を見る。
  • これまでの経験から対象を見る。
  • 別の対象というフィルターを通して見る。

ポイントを絞って幅広い視点で問いかける

  • 問いのポイントを絞る。
  • 問いのバリエーションの引き出しを持つ。
  • 仮定をおいた問いかけで発想を広げる。

仮説を導くには問いと裏付けが必要

  • 問いと仮説は質問と答えの関係になっている。
  • 同時に、仮説と事実は、事実が仮説の裏付けとなるものという関係になっている。
  • 「~(問い)に関しては、~(仮説)と考える。なぜなら、~(裏付け)」という形で違和感がないかどうか。

仮説の独自性について

  • 最終的に仮説を導く段階になっていきなり独自性や斬新さを追求したものは「思いつきレベルのアイデア」にすぎないことがほとんど。
  • そうして導き出した仮説は、決して精度の高い仮説とは言えない。
  • 独自性や斬新さが出てくるのは、裏付けとなる事実をどうとらえるかという事実の見方による。



ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力―ポケットMBA〈5〉 (日経ビジネス人文庫)
ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力―ポケットMBA〈5〉 (日経ビジネス人文庫)

コメント

人気の投稿