『思考の整理学』(外山滋比古 著)


外山滋比古先生の『思考の整理学』といえば、大学生であれば誰しも一度は書店で見かけたことのある本だと思います。しかしながら、ひとたび本を開いてみると、なかなか骨太。手を取るのが憚れてまだ実は読めてない、という方も多いかと思います。以下では特に私が気になったポイントをダイジェストでお送りします。


朝飯前とは

どんなことでも、朝飯前にすれば、さっさと片付く。朝の頭はそれだけ能率が良い。

着想、思考について

:「ひとつだけでは、多すぎる。ひとつでは、すべてを奪ってしまう」
↑「ひとりでは多すぎる。ひとりでは、すべてを奪ってしまう」(ウィラ・キャザー)より

思考の整理とは

:思考の整理というのは、低次の思考を、抽象のハシゴを登って、メタ化していくことに他ならない。

ほめることの効用

:ほめるのは最上のあいさつで、それによって、ほめられた人の思考は活発になる。

俗世を離れた知的会話の条件

  • 固有名詞を引っぱり出さない
  • 過去形の動詞でものを言わない
  • 同業、同じ方面のことを専攻している人間同士で話し合わない

文章上達の秘訣三箇条:「三多」

  1. 看多(多くの本を読むこと)
  2. 做多(多く文を作ること)
  3. 商量多(多く工夫し、推敲すること)

自分だけの「ことわざ」の世界の構築

:関心、興味の核をはっきりさせる。
:その核に凝集する具体的事象、経験を一般的命題へ昇華して、自分だけのことわざの世界をつくりあげる。
⇒本を読まない人間でも、思考の体系を作り上げることは十分に可能である。



思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

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