[本]『キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる』(佐々木俊尚 著)
情報の流れの究極の課題
- ある情報を求める人が、いったいどの場所に存在しているのか。
- そこにどうやって情報を放り込むのか。
- そして、その情報にどうやって感銘を受けてもらうのか。
「ビオトープ」とは
- 情報を求めている人が存在している場所
- 生息空間
- bio(生命)+tope(場所)⇒有機的に結びついた、いくつかの種の生物で構成された生物群の生息空間
※アドホックに生まれては消え、消えては生まれている。
痛快で面白いコメディ映画
映画『ハングオーバー』
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
「アンビエント」
動画や音楽、書籍などのコンテンツがすべてオープンに流動化し、いつでもどこでも手に入るような形であたり一面に漂っている状態。
「記号消費」
商品そのものではなく、商品が持っている社会的価値を消費するということ。
「エンゲージメント」
企業と消費者の間にきちんとした信頼関係を形成し、その信頼関係のなかでモノを買ってもらうこと。
「主客一体」
客のおもてなしというものは招く側と招かれる側が協力し、ともに一体となって作り上げるものであるという考え方。
非常に秀逸なエントリーを書かれているブログ
⇒「月明飛錫」
http://d.hatena.ne.jp/Syouka/
グーグルCEOエリック・シュミットの言葉
「コンピュータとスマートフォンを組み合わせることで、検索エンジンにキーワードを入力しなくても、道を歩きながらでも知りたいことを検索することができるような日がいつかはやってくる。コンピュータが人の記憶を引き出し、物忘れを防ぎ、人の代わりに車を運転し、電話のやりとりを即時に翻訳してくれる」
「キュレーター」
収集し、選別し、そこに新たな意味づけを与えて、共有すること。
オープン翻訳プロジェクト
「TED」
世界的に有名な広告のクリエイティブディレクター、アレクサンダー・ゲルマンの言葉
「魂に響くものなら、どんな文化とも共鳴し合える。本当のグローバルとは画一化されて巨大化することじゃなく、人間の根源的な部分で相通じることができるようになることだ」
「プラットフォーム」
- 圧倒的な市場支配力を持っていること
- 非常に使いやすいインターフェイスを実現していること
- プラットフォームの上でプレーヤーたちに自由に活動させる許容力があること
気になった本
使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション (アスキー新書)
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
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