[本]『坂本桂一の成功力』(坂本桂一 著)

帯によると、「200社以上のビジネスに命を吹き込んだ『型破り』の成功ノウハウ」らしいです。

この本に記すことを忠実に実行するなら、
その人は確実に一流のプレイヤーになれる

たしかに、ここまで言い切ってしまっても、何ら差し支えない内容でした。面白いので一気に読み通せます。書かれていることは至極あたり前のことが多いですが、著者の魂が感じられる文章のため、非常に勉強になります。つまりは、すべて「がんばれ」って話なんですが、どのように頑張れば成功できるかというのを懇切丁寧に教えてくれる書です。終章に位置する所に著者の未来予測めいたものが載っていますが、書かれた年を考慮した上で内容を吟味すると色々驚きがあるかと思います。


※メモ※

「成功」とは

  • スレッショルドを超えること
    ※スレッショルド・・・これを超えると状態が変化する境目、閾値。
  • 世の中の成功と失敗というのは要するに、さまざまな局面に存在するスレッショルドを超えたか超えないかの言い換えに過ぎない
  • 努力をするなら、スレッショルドを超えるまでやる。超えられないなら努力しないほうがいい。

集中

  • 大事なのはスレッショルドを常に意識し、それを超えるためにもてるすべての資源を集中すること
  • 私がスレッショルドを超えられたのは…(中略)…一点に絞って戦略を立て、そこにエネルギーを集中したからです

徹底


  • こうすれば結果が出ると確信したことを愚直に続けることこそが、もっとも効率的であり、最短距離を行く秘訣なのです
  • スレッショルドを超えるまで努力をやめない
  • 失敗の原因の99.9%は選択の問題ではなく、単に徹底の仕方が足りなかったから…(中略)…単に成功するまで努力しなかったから失敗したのです

成功のために武器となるもの:「スピード」

  • 仕事のスピードをアップするポイント
  • 仕事の先送りをしないこと
  • 無駄を省く

成功のためにビジネスモデルよりも大事なもの

誰がやっても必ずうまくいくビジネスモデルや組織など存在しない。その事業が成功するか失敗するかのカギを握るのは、ビジネスモデルよりむしろ人の能力と頑張りのほう。

アイデアの価値

アイデアそのものを「画期的だ」とか「かつてない」とかいって誇ってもまったく無意味。むしろ、凡庸だろうが借り物のアイデアだろうが、そこから利益を上げるシステムがきちんと構築できればいい。

会議の意義

会議というのは、課題の最適な解決策を見つけるために、関係者がわざわざ集まっているのであって、自己主張の場ではない。建設的な考え方ができないのであれば、会議には出席しないほうがいい。一切発言をしない人も要らない。

経営陣の仕事

谷が来たならやるべきことはただひとつ、どうすればここをしのげるかを必死になって考える。

能力の見極め

大事なのは、できることとできないことを正確に把握し、できることは確実にやり、できないことは助けてもらう、あるいは最初からできないと宣言して手を出さないこと。

プロとアマの違い

「アマチュアというのは1回固くて長い糞をすればいい。プロはどんな日でも固くて長い糞をしなければならない」

読書の価値

すでに世の中で誰かが発見したり証明したりしたことを、再び繰り返す必要はない。しかし、そうはいっても自分がこれからやろうとしていることに、すでに結論が出ているかどうかを知らないことにはどうしようもない。だから読書が必要。


オリジナルのルールをつくるのに必要なもの

観察眼(手がかりを見つけるために)。

全員から好かれるな

どんなにいい人やいい商品だと思ってもらえたとしても、それだけでは取引は成立しない。相手を買う気にさせる、あるいは契約書にサインをしてもいいといってもらうにはスレッショルドを超えなければならない。嫌われるのを恐れていたら、濃密なつきあいが生まれてこない。

迷ったら”やる”

”それをやったら十中八九失敗する、あるいは状況が悪化するのが誰の目にも明らか”なことでないのなら、迷わずトライした方がいい。その方が圧倒的にメリットは大きいはずだから。

会社の経営が不振になったときにすべきたった1つのこと

支出を収入以下にする。

計画の重要性

まずは、どこに向かって走り出すかをはっきりさせる。そんなことは当たり前だと思うかもしれないが、漠然とした成功のイメージだけを頼りに頑張ろうとしている人というのは案外少なくない。

成功に必要なこと

  • どうすれば成功できるか必死になって考えること
  • ディジションの瞬間に立ち会えること

ビジネスを思考する上で必要なこと

  • 仮説思考を繰り返す。
  • たくさんの仮説を出し、可能性を絞っていき、深めてみる。
  • それがだめなら他の方法を深めてみる。
  • また別の方法を深めてみると繰り返しメンバーの誰もが納得するような最善の仮説に至る。
成功するというのは、自分で世界をつくる、小さいながら世界のつくり手に加わるということ。誰かの真似をするのでも、他人に教えてもらうのでもなく、自分で考え、自分で決める。そういう人間たちがこの世界をつくってきたのだという事実
本気で成功したいと思っている人だけが、この本に書かれていることを、忠実に実行してみてください。それでもほとんどの人は残念ながら成功には届かないでしょう。それが資本主義の残酷な所なのです。でも、成功者と同じ土俵に上ることはできる。それは私が保証します。
      坂本桂一の成功力
坂本桂一の成功力

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