[本]『世界一わかりやすい「速読」の教科書』(斉藤英治 著)
一風変わった速読技術習得のための本です。内容は、以前読んだことのあるフォトリーディングの本に似ていました。速読の本というよりは、自己啓発本の延長といった方が印象的には近いかと思います。
ただでさえ時間のないビジネスマン、読むべき本は山積み。そんな人たちにとって、ある程度の距離を置いて読む限りにおいて読むならば、参考になる著書だと思います。
※メモ※
速読の技術で一番大切なこと
- 「速く理解する」こと。「頭脳回転スピードを上げる」こと。
- 素早く文字を追うことができる「目のチカラ」ではない。
- 目から取り込んだ情報や知識をスピーディに処理する「脳のチカラ」速く読めるようになっても、理解がついていかなければ意味がない。
速く理解するために必要なこと
高速音声の聴き取りを訓練することにより、脳の回転スピードを速め、知能を高めることができる。
速読耳トレーニングの特徴
「目」と「耳」を同時に刺激する。聴覚野と連動するさまざまな領域が同時に活性化。
読書において大切なこと
- 本の中で発見した言葉や気付きが、ビジネスや毎日の生活の中でいかに役に立つか。
- 生きる上で必要な教訓や知識、考え方を得ることができるか。
本を読む前に自問すべき問い(明確な目標を立てる)
- Why?――なぜ読むの?
- What?――何を得る?
- How?――得た知識をどう使う(生かす)?
速読は3段階30分
- プレビューを5分間行う。
- 5分間で全ページを写真読み。
- 残りの20分をスキミング法で読む。
プレビュー:5箇所で相手を見抜く
- カバー・帯
- カバーそで
- 目次
- まえがき、あとがき、解説
- 本文中の「見出し」「イラスト」「図表」
写真読み
ただひたすら全ページを機械的に、「とにかく見ればいい」。
スキミング
「文書全体を上から眺める」→「重要部分は速度を落としてきちんと読む」の繰り返し。
世界一わかりやすい「速読」の教科書
コメント
コメントを投稿