[映画]『デジャヴ』(トニー・スコット 監督)

2007年の公開当初に映画館で観た映画ですが、映画は複数回見なければならない、そう強く思いました。初めて映画館で観た時は「『デジャヴ』という現象の1つの説明」くらいにしか捉えていませんでした。しかし、6年経って観てみると、不必要なまでに緻密に作られていて驚きました。

たとえば、以下Wikipediaのあらすじです。

海軍の水兵とその家族を乗せたフェリーが、突然大爆発を起こした。現場を捜査した結果、爆発がテロだったことが判明。さらに、爆発現場の近くで発見された女性の死体が、殺人によるものだということも判明した。その死体の女性・クレアに奇妙なデジャヴを感じたATF捜査官の主人公。ある捜査スタッフ達と共に4日と6時間前の映像を見られる監視モニターを見せられる。彼がその映像にレーザーポインターをかざすと映像内の女性が反応して大停電が起きる。実はそのモニターは研究中に偶然誕生した、実際の過去をモニターできる装置だったのだ。

今回特に気になったのはこの技術です。「実際の過去をモニターできる装置」。この技術、非常に気持ち悪いです。実際の過去に対し、何らかのアクションをすることさえ可能です。目の前にある全てのものは、過去の人々の頭の中にあったものだ。とするならば、この技術は少なくとも2006年に生きた人の頭の中にあった。未来である2013年現在において、この技術が実現されていたとしても何ら不思議はない、とも言えます。

ここ最近話題になっているトピックに、の話があります。あくまで、SFの領域は出ることはありませんが、インターネット企業のG社やF社があれほどまでに個人情報を取得している昨今で、なぜあそこまでアメリカが必死になるのか。もしこの技術が実現されているとして、彼がその事実を知っているとしたら。冷静に、そんなことはまさかないと思っていますが、そんな妄想に駆られた映画でした。

※追記:2014/08/19

2年前の今日、トニー・スコット監督がお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

※メモ※

複数回出てくるやりとり

「秘密を打ち明けて相手が信じなかったら?」「あきらめない」

エンドロール

「ニューオリンズ市民に捧ぐ」

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