[本]『成功者の告白』(神田昌典 著)
初めて読んだのはいつだったか、もう10年も前の話だったと思います。その頃はまだ仕事というものがいかなるものかもよく知らず、数学の公式を暗記するのに似たような、歴史年表を眺めてあった出来事を時系列に覚えるのに似たような、枠組みだけを頭で理解するような感覚で読んでいました。「そうなのか、こんなもんなんだな」という、そんな感覚。
会社員としてのビジネス経験を経て、読みなおしてみると、非常に学びの多い本であることに改めて気付きました。書きだしてみると、上記に述べた通りの感覚を再度味わってしまうのだけれど、読み取る意味は幾分異なる。このメモが、誰かがこの本を読むきっかけになってくれることを祈りつつ。
※メモ※
ビジネスで成功する鍵
:タイミング。いつ市場に参入するか。成長期の前半を見極めて参入する。
:もし成長期が見えなければ、既存市場を眺めつつ、成熟している、もしくは停滞しているタイミングを見て、新しい波を起こす。
成功するために必要なこと
石の中からダイヤモンドの原石を探すこと。
成功したい人が忘れてはならないこと
「偶然に注意する。偶然を偶然とは思わないこと。偶然の意味を知れ」
1人目の顧客を作るためにすべきこと
お客様の声を集める。はじめから利益を出そうとする必要はない。
怒りは伝染する
夫が会社でストレスを感じれば、妻にあたる。妻は子供にあたる。子供は他の子供にあたる。
会社が成長していくのに必要な役者
起業家、実務家、管理者、まとめ役。
成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)
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