[映画]『ホワイトハウス・ダウン』(ローランド・エメリッヒ 監督)

前評判としては「『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』、『2012』のローランド・エメリッヒ監督の最新作」というものだった。それを鵜呑みにして観ると駄作にしか観えない映画。ただし、じゃあ勧めないかというとそうでもない。

この映画を観に行ったのは休日だったこともあり、観客の割合は、カップル2割、家族連れ6割、その他男性客2割という比率だった。映画が終わった後、女子供から聞こえてくる声は「つまらなかった」「特にカッコイイ人いなかった」とのような声。そうかもしれない。誤解を怖れずにあえて言うと、本作、特に中身はない。アクションもさほどではない。破壊もエメリッヒの他作品に比べればヌルい。エロは皆無。現代に照らしあわせたジョークはちらほらあったのは楽しめた、その程度。

ただ、私は知っている。男性客の大半は上映中に涙が溢れ、それがバレないように何度も手で拭っていたことを。

もちろん私もその1人で、隣の中年男性と妙な連帯感を持って観ていた。男たちはエンドロールになるやいなや席を立ち、スクリーンを出る道すがら涙を拭った。(エンドロール後に何かがあったかもしれないが、明るいところで間抜けな泣き顔を晒したくなかったんだろう。自分を含め)

どのシーンで泣くのか、ということについては、完全にネタバレになってしまうので避けるが、クライマックスのシーンは嗚咽したいというか叫びたい気持ちを押し殺して泣いた。一言でこの映画を評するとするならば「娘エミリー(ジョーイ・キング)の好演を堪能するための映画」だろう。ちなみに別にこの女優、これといって可愛くない。なんだろう、アバターのネイティリよろしく、徐々に可愛さが分かってくるような感じの類。いい演技をする。それ目当てであれば多少観ても良いだろうと、暇な男友達には勧めると思います。




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